創業106年に感謝を込めまして
ごあいさつ
赤木海事綜合法律事務所の起源は、所長赤木文生弁護士の父、故赤木章生(あかぎゆきお)弁護士が、1918年までに京都に開設していた赤木章生法律事務所にあります。その後約100年の歴史の中で、所長赤木文生弁護士は本拠地を順次大阪、神戸へと移し、上場企業を含む損害保険会社、P&I Club、フォワーダー、内航船主、メーカー、商社の顧問を勤めつつ、外国国家機関から一般の方々のご相談に至るまで、他分野の多岐に亘る法律問題を扱ってまいりました。
著名な訴訟案件としては、所長赤木文生弁護士が、親友の故忽那隆治先生とともに上告した所謂チサダネ号事件最高裁判決(最高裁昭和50年11月28日判決、民集29巻10号1554頁)http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=54176、David W. Condeff先生とともに米国連邦最高裁に上告した所謂アサヒメタルケース Asahi Metal Industry Co., Ltd.v. Superior Court of California, Solano County,480 U.S. 102, 107 S.Ct. 1026, 94 L.Ed.2d 92 (1987), 85,86 があります。
所長赤木文生弁護士は、神戸弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長を務め、法務研究財団には故小堀樹先生とともに設立時から関わり、現在も法科大学院のアドバイザリーコミッティー委員を勤めております。また、兵庫県地方労働委員会、兵庫県情報公開委員会の各委員に就任し、神戸船員地方労働委員会の会長として所謂本四架橋で浮上した船員の再雇用問題に尽力、神戸商工会議所には1972年から会員になるなど、地域の発展に尽くして参りました。さらに、国際ロータリーガバナーその他、プロボノ活動も積極的に行っております。
長い歴史の中では様々な出来事もありましたが、多数の依頼者の皆様方から信頼と多大なご支援を戴きつつ、2016年より新たに赤木海事綜合法律事務所の名称でスタートし、また、2018年には100年記念を迎えることとなり、大変感慨深い思いです。
社会の複雑化・進歩はめまぐるしく、いまやAIやIOTの時代となりましたが、人間の尊厳に最大限の敬意を払い、品格ある人生を送るべきであるという価値は、普遍のものであると考えます。故 赤木章生弁護士が京都の比叡山にて修業を行い、御寺の高僧との語らいの中で多くを学んだように、私共もStella Marisに針路を取り、依頼者の皆様のために、チャレンジングな法律の職人として、真理を探求しつつ、永遠に航海を続けたいと考えております。
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