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今年10月から11月まで、アメリカの連邦海事委員会が調査のため広く情報提供を呼び掛けたことで皆様もご存知のことと思いますが、船社が、船荷証券の裏面約款に存在する”Merchant”の定義を不当に広く適用することで、不当なデマレージを請求する例が発生しています。コンテナ船輸送では、サレンダードB/Lのため約款の拘束力がそもそもないという事案もありえます。事案によって結論は異なりえますが、どうぞ十分ご注意ください。